西暦2020年。クリスマスの東京に舞い降りた翼の怪物は、少年からただ一人の幼馴染を奪い去る。 後に残されたのは、塩の柱と変わり果てた幼馴染の成れ果て。 世界を亡ぼしたのは旧約聖書由来の"奇蹟"だった。 『剣を取る者は剣で滅びる』 亡びに瀕した人々はそれでも生き残る為に、"奇蹟"を聖書系魔術システムに作り替える。 やがて生み出されたのは魔術体系の究極系にして、聖遺物で構成された人型機械。 全高100mを誇る聖人型決戦兵器――――その名は聖骸機〈メシアクラフト〉! 死んだ幼馴染を死より蘇らせる為、男は真の奇蹟を求めてメシアクラフトを駆る。 東京に現れた翼の怪物を葬り去れるのなら、たとえ人でいられなくなろうとも。 これはあなたがまだ見た事のない、セカイ系ロボット×聖書系魔術オカルトパンク小説。
更新:2019/5/11
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〈第5回ハヤカワSFコンテスト 一次選考通過作〉 ガス惑星〈木星〉を深く潜って行けば、そこに広がっているのは水無き海〈金属海〉。 超高温、超高圧の液体金属水素からなる海は、かつて人型兵器が跋扈する戦場だった。 時は流れ、50年後。 かつてエースパイロットとして名を馳せていた爺は、木星大気圏内の連絡艇船長として、日々穏やかな余生を送っていた。 しかし、航行用AI〈アイ〉の不調を切っ掛けにして、爺は金属海の超深海層へと赴く事に。 再び人型機動兵器〈ダイバー〉に乗り込む爺は、果たしてAI〈アイ〉を守る事が出来るのか。 金属海を舞台に、ジジイ共の余生を賭けた大深度ミッションが始まる! (全9話、7万文字ほどの中編として完結済!)
更新:2017/11/5
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